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大腸内視鏡検査後の過ごし方を紹介!食事・運動など生活で気をつけること

大腸内視鏡検査後の過ごし方を食事・運動など生活で気をつけること

「大腸内視鏡検査が終わったあとって決まった過ごし方はあるの?」
「内視鏡検査後はフラフラするって本当?」

大腸内視鏡検査が終わったあとというのは、基本的に1日以上安静にすることをおすすめします。

大腸内視鏡検査が終わったあとは、鎮静剤の効果が残っているため、激しい倦怠感に悩まされることになるからです。

そのため、検査後は消化器内科のレストルームでしばらく安静にした後退院することになるのですが、完全に抜けきるにはもっと時間がかかり、その間仕事や車の運転は推奨できません。

今回は、大腸内視鏡検査後の過ごし方や、食事、運動を含めた日常生活における注意点を解説します。

この記事でわかること
  • 検査当日に共通する注意点
  • 日常生活の再開は期間
  • 大腸内視鏡検査後の食事で気をつけること
  • 病院へ連絡した方が良い症状
目次

まずは安静に!検査当日に共通する注意点

大腸内視鏡検査の当日は、ポリープ切除の有無にかかわらず、まずは安静に過ごすことが基本です。

大腸内視鏡検査では、腸内に空気を送り込んで膨らませるため、検査後はお腹の張りや軽い腹痛を感じることがあります。

鎮静剤を使用した場合は、検査後も眠気や判断力の低下が続くため、日常生活や仕事に支障をきたしやすいです。

特に、車やバイクの運転は重大な事故につながる危険があるため、検査当日は徒歩、もしくは公共交通機関を利用しての来院をおすすめします。

また、転倒の危険性があるため、階段の上り下りや高所での作業も避けるべきです。

基本的に、検査をした日はお仕事を行わず一日中安静に過ごしましょう。

激しい運動や飲酒も、血行を促進して合併症のリスクを高めるため、当日は控えるようにしてください。

検査終了後にするべきことをまとめると、以下のとおりです。

検査終了後にするべきこと
  • 水分をこまめに取って脱水を防ぐ
  • 刺激物や飲酒を控えて腸への刺激を減らす
  • 腹痛・血便・発熱の有無を観察する

日常生活の再開はいつから?ポリープ切除の有無別で解説

大腸内視鏡検査後の生活再開の目安は、処置の有無で変わります

具体的にまとめると、以下のとおりです。

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検査内容当日の目安翌日以降の目安
観察のみ休息して様子を見る体調が良ければ当日から通常通り
ポリープ切除湯船と激しい動作を控える1週間ほど注意して過ごす

観察のみの場合は体調が落ち着けば翌日から通常生活に戻れますが、鎮静剤を使った当日は運転を避けます。

一方、ポリープ切除を行った場合は切除部位からの出血を防ぐため、飲酒、激しい運動、重い荷物を持つ作業を1週間ほど控えなければなりません

以下の段落では、日常生活に戻るまでの過程を詳しく解説します。

車やバイクの運転は麻酔が切れてから

車やバイクの運転は、麻酔が切れてからなら行えますが、基本的には当日から24時間は車・バイク・自転車の運転を控えた方が良いでしょう。

鎮静剤が完全に抜けるのは、早くても数時間で影響がなくなるのはおよそ半日程度の時間とされています。

多くの消化器内科では、鎮静剤を使用したあと、レストルームと呼ばれる部屋でしばらく休憩した後に退院することができますが、この休憩時間で完全に鎮静剤が抜けきることはまずなく、しばらくは眠気を感じることになります。

当然、集中力や判断力も衰えているため、車やバイクの運転は事故のリスクが高まります

検査後の帰宅時は家族の送迎やタクシーを利用し、付き添いが同伴すると安心です。

翌日に運転を再開する場合も、ふらつきや眠気が残るときは延期してください。

鎮静剤を使わなかった場合でも、腹部の張りや脱水で集中力が落ちることがあるため、当日は運転を見合わせると安全です。

お風呂はシャワーなら当日から可能

大腸内視鏡検査後のお風呂ですが、シャワーなら当日から可能です。

大腸内視鏡検査後は脱水気味になりやすく、鎮静剤の影響でふらつく場合があります。

入浴で立ちくらみが起きると転倒の危険があるため、検査当日はシャワーで短時間に済ませる方法が無難です。

鎮静剤を使った場合は浴室内で意識がぼんやりすることもあるので、同居家族に声をかけてから入浴すると安心です。

観察のみで体調が安定している場合は当日から入浴を許可する医療機関もありますが、熱い湯船や長湯、サウナは血行が良くなり出血しやすくなるため控えたほうが良いでしょう。

検査後の運動の再開時期

大腸内視鏡検査後の運動再開の目安をまとめると、以下のとおりです。

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運動の例観察のみポリープ切除
散歩当日から短時間で始められます当日から短時間で始めまられす
ジョギング翌日以降に戻します1週間ほど控えます
筋トレ翌日以降に戻します1週間ほど控えます

検査当日は腸が刺激を受け、下剤の影響で脱水にもなりやすいので、運動は控えましょう

軽い散歩はガスの排出を助けますが、息が上がる運動や筋トレ、長距離ランニングは危険なので、鎮静剤が抜ける翌日から再開したほうが安全です。

基本的に、観察のみで鎮静剤の影響がなく体調が良い場合は翌日から通常の運動に戻せます。

ポリープ切除を行った場合は出血予防のため、腹圧が上がる運動や重い物を持ち上げる動作を1週間ほど控えるよう指示されることがあります。

デスクワークなど仕事への復帰目安

仕事復帰の目安は、鎮静剤の使用と処置内容で決まります。

鎮静剤を使った当日は眠気や集中力低下が残りやすいため、

検査当日は下剤の影響で排便が続くこともあり、外出や長時間の移動が難しい場合があります。

そのため、検査当日は仕事を休み、自宅で安静にしたほうが良いでしょう。

観察のみで体調が良ければ、翌日からデスクワークに戻れる場合が多いです。

切除を行った場合は出血予防が優先になり、重い物を持つ作業、長時間の立ち仕事、力仕事は1週間ほど控えるよう指示されることがあります。

ポリープ切除後は遅れて出血することもあるため、残業や出張は検査を行った消化器内科に相談しましょう

勤務形態は上司に共有し、在宅勤務や業務量の調整を検討すると安心です。

大腸内視鏡検査後の食事で気をつけること

大腸内視鏡検査が終わったあとの食事は、内視鏡手術によるポリープ摘出の有無でかわります。

共通していることは、空っぽになった腸に負担をかけないよう、消化の良いものから始めるのが原則です。

以下の段落では、大腸内視鏡検査後の食事で気をつけることを、共通項目、ポリープ摘出の有無で分けてご紹介します。

検査後はアルコールや刺激物の摂取を控える

大腸内視鏡検査後は、アルコールや刺激物の摂取は控えましょう

具体例には、以下のものの摂取は控えるようにしましょう

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食事内容具体的な料理
刺激物・香辛料カレー、キムチ、麻婆豆腐、ラーメン、にんにく 唐辛子
アルコール・炭酸飲料ビール、ハイボールなど

アルコール飲料は血行を促進する作用があるため、検査後の飲酒は出血のリスクを高めます

また、炭酸飲料はゲップを誘発させやすくなり、ゲップによって胃酸の逆流が起こりやすくなるため、控えておいたほうがよいでしょう。

なお、ポリープを切除した場合は、傷口からの出血(後出血)を引き起こす可能性があるため、最低でも1週間は禁酒が必要です。

ポリープを切除しなかった場合でも、検査で腸の粘膜が敏感になっているため、2〜3日は飲酒を控えることが望ましいです。

同様に、コーヒーや紅茶などのカフェインを多く含む飲料や、唐辛子などの香辛料を使った刺激の強い食事も、腸に負担をかけるため避けるように気をつけることが推奨されます。

ポリープを切除しなかった場合の食事

ポリープを切除しなかった場合の食事は、ほとんど制限がありません

しかし、空になった胃に肉料理やフライなどの油物は胃に負担がかかりやすいので、検査当日の最初の食事は、おかゆや具なしのうどん、すりおろしたりんご、豆腐など、消化が良く胃腸に優しいものを選びましょう。

それ以降は体調と相談し、通常の食事に戻って問題ありません。

しかし、検査結果で胃腸に問題があった場合はその限りではなく、胃の負担が少ない食事を摂ることを推奨します。

ポリープを切除した場合の食事

ポリープを切除した場合は、切除した部分が傷になっているため、 切除後1週間程度は、出血のリスクを避けるために食事制限が求められます

期間の目安と食事のポイントは、以下のとおりです。

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期間の目安食事のポイント
当日消化に良い物を少量にします
翌日〜数日柔らかい物を中心にします
1週間前後医療機関の許可後に通常食へ戻します

検査当日は消化に良い物を少量にとどめ、翌日以降もしばらくは腸に負担をかけない食事を意識します。

具体的には、おかゆ、うどん、豆腐、白身魚、卵料理など柔らかい物がおすすめです。

ごま、ナッツ、海藻、きのこ、野菜の皮など繊維が多い食品は、便量が増えやすいので数日から1週間は控えると安心です。

飲酒や香辛料も出血リスクを上げるため、医療機関の指示日数まで避けてください。

病院へ連絡した方が良い症状

大腸内視鏡検査は基本的に安全ですが、極稀に副作用が発生します。

具体的な副作用としては、主に以下の3つが挙げられます。

主な副作用
  • 激しい腹痛
  • 血便
  • 吐き気や発熱

強い腹痛、血便が止まらない、多量の出血、発熱、吐き気が続く、冷や汗やめまいがある場合は、自己判断で様子を見ずに、検査を受けた消化器内科に連絡しましょう。

場受注した症状は、放置するとより悪化する恐れがあるからです。

以下の段落では、症状別に起きている副作用についてご説明します。

激しい腹痛が断続的に起きる場合

激しい腹痛が断続的に起きる場合、大腸に穴が空いている「穿孔」が発生しているかもしれません。

検査後にお腹が張る感じや、軽い腹痛が生じることは珍しくありません。

これは検査時に大腸へ空気を入れた影響によるもので、通常は時間の経過とともにおならが出て改善します。

しかし、穿孔の場合は激しい痛みが断続的に発生しており、動くのも辛いほどの痛みが生じることが多いです。

痛みがどんどん強くなる、押すと強く痛む、冷や汗が出る、発熱を伴う場合は穿孔や炎症などの可能性があるため、検査を受けた医療機関へ早急に連絡しましょう。

お腹が板のように硬い、吐き気や嘔吐がある、息苦しさがある場合も緊急性が高いです。

状態や目安をまとめると、以下のとおりです。

状態目安
張りや痛みが徐々に軽くなる歩行やおならによるガスの排出で様子を見る
痛みが増して動けない医療機関へすぐ連絡します

上述したように、穿孔の発生頻度は極稀であり、「日本消化器内視鏡学会」の全国調査報告では、手術無しで0.014%、手術ありでも0.67%と極めて低い確率です。

便に大量の血が混ざっている場合

検査後にトイレで用を足す際、便に大量に血液が付着している場合があります。

本来、大腸内視鏡検査の際にポリープ切除をした場合、血液が便に付着してしまうのは珍しくありません。

しかし、便器が真っ赤になるほどの大量の出血(下血)や、レバーのような大きな血の塊が何度も排出される場合は、ポリープ切除部位からの出血(後出血)の可能性が非常に高いです。

放置すると、貧血によるめまい、動悸、冷や汗が出ることもあり、非常に危険です。

このような状態は、緊急の処置が必要となるケースが多いため、自己判断で様子を見るのではなく、直ちに消化器内科に連絡しましょう。

ポリープ切除後の出血は切除当日だけでなく、数日から1週間前後、まれに2週間後に起こることもあるため、退院後もしばらく注意が必要です。

出血を見たときは安静にして、出血の色と量、回数をメモすると医療機関へ説明しやすくなります。

吐き気や発熱が続く場合

大腸内視鏡検査の後に吐き気や発熱が出た場合、選考による腹膜炎の可能性があります。

大腸内視鏡検査の際に鎮静剤を使用した場合、鎮静剤が抜ける過程で倦怠感や吐き気を覚えることは珍しくありません。

多くの場合、時間とともに鎮静剤の効き目が切れて回復することが多いですが、後日倦怠感の他にも吐き気や発熱があった場合は要注意です。

発熱が続く場合は穿孔による腸の炎症や出血などの合併症が隠れている可能性があるため、検査を受けた消化器内科に連絡してください。

応急処置として市販薬を飲むというのも有効ですが、あくまでも一時的な対処と考えたほうが良いでしょう。

腹痛、血便、息苦しさを伴う場合は緊急性が高まります

まとめ

今回は、大腸内視鏡検査後の過ごし方について紹介しました。

大腸内視鏡検査後の過ごし方は「安静」「水分補給」「症状の観察」が基本です。

特に、ポリープ摘出後は当面は安静に過ごし、体力の回復に努めることをおすすめします。

そのため、安静にして体を休め、水分補給で脱水症状を防ぎつつ、日々の状態の観察を行えば、結果的に早期の回復につながるでしょう。

また、もし、検査の結果以上が見つかったのであれば、消化器内科で相談する他、定期的な検査を心がけましょう。

胃腸の症状は定期的な検査を行っていれば重篤な症状も初期段階で解消しやすいです。

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