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ディアナチュラ亜鉛ではげる噂は本当?セレンなしの選び方と髪の毛への効果を徹底解説

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ディアナチュラの亜鉛サプリを飲むと「はげる」という噂は、結論から言えば医学的根拠のない情報です。

DHCの亜鉛サプリに含まれるセレンやクロムの過剰摂取が脱毛リスクを高める可能性があるとされていますが、ディアナチュラのパウチタイプはセレンなしの処方。

髪の毛の主成分ケラチンの生成には亜鉛が欠かせず、成人男性の1日推奨摂取量10mgを守れば、むしろ薄毛・抜け毛対策として有効な栄養素といえます。

ただし耐容上限量の40〜45mgを超える過剰摂取は、銅欠乏症による貧血を招き、頭皮への栄養供給が滞る原因に。

適切な摂取量と正しいサプリ選びが、髪の健康を守る鍵となります。

目次

ディアナチュラ亜鉛ではげるは本当?セレン配合との関係を口コミ・知恵袋から検証

ディアナチュラ亜鉛ではげるという噂は、セレンの過剰摂取と亜鉛による銅欠乏の2つの懸念から広まったものです。

知恵袋や口コミサイトでは「亜鉛サプリを飲んだら抜け毛が増えた」という投稿が見られますが、用量を守って摂取している場合に直接はげを引き起こすエビデンスは存在しません。

ディアナチュラの亜鉛サプリにはセレンなしタイプとセレン配合タイプの2種類があり、製品選びが重要なポイントとなります。

セレンの過剰摂取による脱毛リスクは実際に報告されているため、髪の毛への影響を心配する方は製品の成分表示を確認することが賢明です。

結論として、ディアナチュラ亜鉛が直接はげの原因になるわけではなく、適切な製品選びと摂取量の管理が髪の毛の健康維持につながります。

ディアナチュラ亜鉛にはセレンなしとセレン配合の2種類がある

ディアナチュラの亜鉛サプリは、パウチタイプとボトルタイプで成分構成が異なります。

パウチタイプのディアナチュラスタイル亜鉛はセレンを含まず、亜鉛14mgとマカエキス末のみを配合したシンプルな処方となっています。

一方、ボトルタイプは亜鉛14mgに加えてセレン23μgと銅0.6mgを配合しており、長期摂取による銅欠乏を予防する設計です。

ディアナチュラ亜鉛の製品別成分と特徴を以下に整理しました。

製品タイプ 亜鉛含有量 セレン その他成分
パウチタイプ 14mg なし なし マカエキス末10mg
ボトルタイプ 14mg 23μg 0.6mg なし
亜鉛×マルチビタミン 14mg なし なし 14種ビタミン

セレンなしを希望する方はパウチタイプまたは亜鉛×マルチビタミンを選択することで、セレン過剰摂取のリスクを回避できます。

パウチタイプはセレンなしで髪の毛への悪影響リスクが低い

ディアナチュラスタイル亜鉛のパウチタイプは、セレンを一切含まない処方で髪の毛への悪影響リスクを抑えた設計となっています。

公式サイトによると、1粒に亜鉛14mgとマカエキス末10mgを配合し、原材料はグルコン酸亜鉛、セルロース、ステアリン酸Caなどで構成されています。

セレン過剰摂取による脱毛リスクを避けたい方にとって、このパウチタイプは安心して継続できる選択肢といえます。

マカエキス末は活力サポート成分として知られており、亜鉛との相乗効果も期待できるでしょう。

髪の毛の健康を意識しながらサプリメントを選ぶなら、セレンなしのパウチタイプが適しています。

ボトルタイプは亜鉛・セレン・銅配合で銅欠乏予防ができる

ディアナチュラ亜鉛のボトルタイプは、亜鉛14mgに加えてセレン23μgと銅0.6mgを配合した複合処方です。

亜鉛を長期間摂取すると腸管での銅吸収が阻害される可能性があるため、銅を同時配合することで銅欠乏症を予防する狙いがあります。

配合されているセレン23μgは、女性の耐容上限量350μgの約6.6%に相当する微量であり、1日用量を守れば過剰摂取にはなりません。

銅欠乏による貧血や毛髪異常を心配する方には、銅が補える点でボトルタイプにメリットがあります。

ただし、セレンを含む他のサプリメントとの併用には注意が必要です。

知恵袋や口コミではげると言われる理由はセレンの過剰摂取

知恵袋や口コミサイトで「ディアナチュラ亜鉛ではげる」と言われる最大の理由は、セレンの過剰摂取が脱毛を引き起こすという報告に基づいています。

セレンは適量であれば抗酸化作用を発揮しますが、過剰に摂取すると毛髪のタンパク質構造に悪影響を与える可能性があります。

医学研究によると、セレンはケラチンタンパク質中の硫黄と化学的に類似しており、過剰なセレンが硫黄の位置に入り込むとジスルフィド結合が崩壊して毛髪構造が異常化します。

A proposed mechanism for the dermatological symptoms of selenosis involves selenium substituting for sulfur in keratin proteins, thus leading to the loss of disulfide bridges, and abnormal development of hair and nail protein structure.

引用元:Yu et al. 2018, Skin Appendage Disorders – PubMed Central

2008年にアメリカで発生したセレン中毒の集団発生では、ラベル表示の200倍ものセレンを含むサプリメントが原因となり、201例中72%が脱毛症状を経験しました。

この事例は製造エラーによる異常な高濃度が原因であり、日本で販売されているディアナチュラやDHCの亜鉛サプリを通常量で摂取した場合とは状況が異なります。

市販サプリのセレン含有量は耐容上限量の7〜14%程度であり、用量を守れば過剰摂取にはなりません。

DHC亜鉛との違いは?クロム・セレン含有量と薄毛リスクを比較

ディアナチュラ亜鉛とDHC亜鉛の最大の違いは、セレンとクロムの含有量および銅の有無にあります。

DHC亜鉛は1粒あたりセレン50μgとクロム60μgを配合しており、ディアナチュラボトルタイプのセレン23μgと比較すると約2倍の含有量です。

DHC亜鉛には銅が配合されていないため、長期摂取時に銅欠乏のリスクが生じる可能性があります。

ディアナチュラとDHC亜鉛サプリの成分・特徴比較を以下に整理しました。

比較項目 ディアナチュラ パウチ ディアナチュラ ボトル DHC亜鉛
亜鉛含有量 14mg 14mg 15mg
セレン なし 23μg 50μg
なし 0.6mg なし
クロム なし なし 60μg
セレン上限比(女性350μg基準) 0% 約6.6% 約14.3%
銅欠乏リスク 長期摂取時に注意 低い 長期摂取時に注意

セレン過剰摂取による薄毛リスクを最小限に抑えたい方は、セレンなしのディアナチュラパウチタイプが最適な選択肢となります。

銅欠乏を予防しながら亜鉛を摂取したい方には、銅0.6mgを配合したディアナチュラボトルタイプが適しているでしょう。

亜鉛サプリで抜け毛が増える原因とは?過剰摂取と銅欠乏症のメカニズム

亜鉛サプリで抜け毛が増える主な原因は、過剰摂取による銅欠乏症とセレンの過剰摂取の2つに分類されます。

亜鉛自体は髪の毛の成長に必要な栄養素ですが、摂取量やサプリの成分構成によっては逆効果となる場合があります。

日本臨床栄養学会の診療指針では、亜鉛の過剰摂取が銅の吸収を阻害し、銅欠乏症による毛髪異常を引き起こすリスクが指摘されています。

セレンを含む亜鉛サプリを複数併用したり、推奨量を大幅に超えて摂取したりすると、抜け毛が増加する可能性があります。

亜鉛サプリで育毛効果を得るためには、適切な摂取量と成分バランスを理解することが不可欠です。

亜鉛の取りすぎは銅欠乏症を招き髪の毛の成長を阻害する可能性がある

亜鉛を過剰に摂取すると、腸管での銅吸収が阻害されて銅欠乏症を発症するリスクが高まります。

このメカニズムは、亜鉛が腸細胞内でメタロチオネインというタンパク質の産生を増加させることに起因しています。

増加したメタロチオネインは銅と強く結合し、腸上皮細胞内に銅を捕捉して便として排泄させてしまいます。

亜鉛の過剰摂取は、銅の吸収阻害による銅欠乏および銅欠乏症がもたらすSOD活性の低下、鉄の吸収阻害が原因の貧血、胃の不快感などを起こす。

引用元:日本臨床栄養学会「亜鉛欠乏症の診療指針 2024」

銅は髪の毛の構造維持に関わるコラーゲン架橋酵素の補因子であり、欠乏すると毛髪が脆弱化します。

さらに銅はメラニン合成酵素チロシナーゼの活性にも関与しており、欠乏時には白髪や毛髪の脱色素化が起こりえます。

亜鉛サプリを長期間摂取する場合は、銅が配合された製品を選ぶか、定期的に血清銅値を確認することが推奨されます。

セレンの過剰摂取が脱毛を引き起こす仕組みと上限量の目安

セレンの過剰摂取による脱毛は、毛髪タンパク質であるケラチンの構造破壊によって引き起こされます。

ケラチンは複数のシスチン残基が形成するジスルフィド結合によって強度を保っていますが、過剰なセレンがシスチン中の硫黄と置換されると、この結合が崩壊して毛髪構造が異常化します。

高濃度のセレンはプロオキシダントとして機能し、毛包細胞をフリーラジカルで障害することも報告されています。

Hair loss can be caused by selenium toxicity. Among people who have been diagnosed with selenium toxicity, 72 percent was affected by hair loss, losing 10 percent to 100 percent of their hair.

引用元:Gokce et al. 2022, Journal of Preventive Medicine and Hygiene – PubMed Central

セレンの摂取上限量の目安を以下に整理しました。

  • 成人男性(18〜29歳):推奨量30μg、耐容上限量400μg
  • 成人男性(30〜74歳):推奨量30〜35μg、耐容上限量450μg
  • 成人女性(18歳以上):推奨量25μg、耐容上限量350μg
  • 妊婦:推奨量に+5μg付加
  • 授乳婦:推奨量に+20μg付加

ディアナチュラボトルタイプのセレン23μgは女性の耐容上限量の約6.6%、DHC亜鉛の50μgは約14.3%に相当します。

1日用量を守れば市販サプリによるセレン過剰摂取の心配はありませんが、複数のセレン含有サプリを併用することは避けるべきです。

日本人男性・女性の亜鉛推奨摂取量と耐容上限量を一覧で解説

日本人の亜鉛摂取基準は厚生労働省の食事摂取基準および日本臨床栄養学会の診療指針で定められています。

日本人の食事摂取基準(2025年版)によると、成人男性の推奨摂取量は1日9.0〜9.5mg、女性は7.0〜8.0mgであり、耐容上限量は男性40〜45mg、女性35mgに設定されています。

ディアナチュラやDHCの亜鉛サプリは1粒あたり14〜15mgを含有しており、推奨量を上回りますが耐容上限量の範囲内です。

「日本人の食事摂取基準(2025年版)」では、亜鉛摂取推奨量は、成人男性は9.0〜9.5mg/日、成人女性は7.0〜8.0mg/日である。

引用元:日本臨床栄養学会「亜鉛欠乏症の診療指針 2024」

過去の研究では、亜鉛50mg/日を12週間継続摂取した女性において、血清HDLコレステロールの低下や赤血球SOD活性の低下が報告されています。

推奨量の5倍以上を超える摂取を長期間続けると健康被害のリスクが高まるため、サプリメントの用量を守ることが重要です。

女性の場合、サプリ1粒14mgで推奨量7〜8mgの約175〜200%、耐容上限量の40%に相当するため、食事からの亜鉛摂取も考慮した適切な管理が必要となります。

亜鉛が髪の毛に良い理由とは?ケラチン合成・ヘアサイクル・AGA抑制の効果

亜鉛が髪の毛の健康に貢献する理由は、ケラチン合成の促進、ヘアサイクルの正常化、AGA進行の抑制という3つの作用機序にあります。

亜鉛は体内で合成できない必須ミネラルであり、200種類以上の酵素の補因子として細胞分裂やタンパク質合成に関与しています。

髪の毛の主成分であるケラチンの生成には亜鉛が不可欠であり、不足すると毛髪が細くなったり抜け毛が増加したりする症状が現れます。

適切な量の亜鉛を摂取することで、毛母細胞の活性化や頭皮環境の改善が期待できます。

ディアナチュラ亜鉛の効果を最大限に引き出すためには、亜鉛と髪の毛の関係を正しく理解することが大切です。

亜鉛は毛母細胞の働きを支えケラチン合成を促進する栄養素

亜鉛は毛母細胞の分裂と増殖を支え、髪の毛の主成分であるケラチンの合成を促進する重要な栄養素です。

2017年にPNAS誌に掲載された研究では、亜鉛トランスポーターZIP10が転写因子p63の活性を制御し、毛包および表皮の形成に必須であることが証明されました。

毛や表皮などの上皮性組織の発生段階において、ZIP10はこれらの組織を構成する細胞の亜鉛量を調節し、p63の転写活性を適正化することで、毛や表皮などの上皮性組織の形成に関与していることが明らかになりました。

引用元:徳島文理大学 薬学部 プレスリリース

亜鉛はDNAポリメラーゼやRNAポリメラーゼの補因子として機能し、毛母細胞の旺盛な細胞分裂を支えています。

さらに亜鉛は毛包の退行を抑制し、毛包の回復を促進する作用も報告されています。

亜鉛が不足すると、先天性・後天性を問わず脱毛、爪病変、皮膚炎などの症状が現れることが臨床的に確認されています。

亜鉛不足はヘアサイクルの乱れや成長期短縮の原因になる

亜鉛不足は毛髪の成長サイクルを乱し、成長期の短縮と休止期脱毛症を引き起こす原因となります。

正常なヘアサイクルは成長期(2〜6年)、退行期(2〜3週間)、休止期(2〜3ヶ月)を繰り返しますが、亜鉛が欠乏すると毛母細胞のDNA合成が障害されて成長期が短縮されます。

亜鉛欠乏で認められる脱毛は、毛髪サイクルが休止期に導かれ、過度の脱毛を引き起こす休止期脱毛症の特徴を示す。

引用元:日本臨床栄養学会「亜鉛欠乏症の診療指針 2024」

亜鉛欠乏による脱毛は機械的刺激を受けやすい後頭部から始まり、しだいに頭部全体に拡大する傾向があります。

重症例では眉毛なども脱落して全脱毛状態になることや、円形脱毛症として発症するケースも報告されています。

亜鉛とビタミンDの欠乏は成長期の期間を短縮し、休止期にある毛包の割合を増加させるため、毛髪の密度が低下する要因となります。

亜鉛には5αリダクターゼを抑制しDHT生成を阻害する働きがある

亜鉛はAGAの原因物質であるDHT(ジヒドロテストステロン)の生成に関わる5αリダクターゼを阻害する作用が報告されています。

テストステロンが5αリダクターゼによってDHTに変換されると、毛乳頭のアンドロゲン受容体と結合して毛包を縮小させ、ヘアサイクルを短縮させます。

1988年に英国皮膚科学会誌に掲載された研究では、亜鉛が高濃度で5αリダクターゼ活性を完全に阻害できることが示されました。

Zinc has been found to possess antiandrogen action and it modulates 5-reductase type 1 and 2 activity.

引用元:Gupta et al. 2014, Dermatology Research and Practice – PubMed Central

ただし、研究で有効とされた亜鉛濃度(3〜9mmol/L)は通常の経口摂取で血中に達する濃度をはるかに超えています。

フィナステリドやデュタステリドなどのAGA治療薬と同等の効果を亜鉛サプリに期待することは現時点では根拠が不十分です。

亜鉛はあくまで髪の毛の健康を支える補助的な栄養素として位置づけることが適切といえます。

亜鉛で髪の毛が増えた・伸びたという口コミを男性女性別に紹介

亜鉛サプリで髪の毛が増えた、伸びたという体験談の背景には、亜鉛欠乏状態が改善されたことによる毛髪回復の可能性があります。

韓国皮膚科学会誌に掲載された臨床研究では、血清亜鉛値が低い円形脱毛症患者15名に12週間の亜鉛補充を行った結果、9名(66.7%)に発毛改善が認められました。

Positive therapeutic effects were observed for 9 out of 15 patients (66.7%). Out of the 9 patients with positive therapeutic effects, 7 patients showed a marked recovery and 2 patients showed a partial recovery.

引用元:Park et al. 2009, Annals of Dermatology – PubMed Central

女性の休止期脱毛症においても、亜鉛欠乏のある症例で経口亜鉛補充後に脱毛が回復したケースシリーズが報告されています。

口コミで「髪の毛が増えた」「伸びるスピードが速くなった」と感じる方は、もともと亜鉛が不足していた可能性が高いといえます。

ただし、亜鉛欠乏が証明されていない状態での亜鉛サプリの毛髪成長効果については、現時点で情報が限られている点に留意が必要です。

亜鉛サプリおすすめの選び方!セレンなしや髪の毛に効果的な商品比較

亜鉛サプリを選ぶ際は、セレンの有無、銅の配合、その他の配合成分を確認することが髪の毛への効果を最大化するポイントです。

ディアナチュラの亜鉛サプリは製品タイプによって成分構成が異なり、目的に応じた選択が可能となっています。

セレン過剰摂取による脱毛リスクを避けたい方にはセレンなしタイプ、長期摂取で銅欠乏を予防したい方には銅配合タイプが適しています。

女性は特に若年層で亜鉛不足が指摘されており、髪の毛の健康維持のために適切なサプリ選びが重要です。

亜鉛サプリの効果が実感できるまでには3ヶ月以上の継続摂取が目安となります。

ディアナチュラ亜鉛の種類と成分を比較|セレンなしはパウチタイプ

ディアナチュラの亜鉛サプリは3種類のラインナップがあり、それぞれ異なる特徴を持っています。

セレンなしを求める方にはパウチタイプのディアナチュラスタイル亜鉛、または亜鉛×マルチビタミンが該当します。

銅欠乏予防を重視する方にはボトルタイプが適しており、亜鉛14mgに加えて銅0.6mgとセレン23μgが配合されています。

ディアナチュラ亜鉛製品の詳細比較を以下に整理しました。

製品名 亜鉛 セレン その他主成分 推奨対象
亜鉛 パウチ 14mg なし なし マカエキス末10mg セレンを避けたい方
亜鉛 ボトル 14mg 23μg 0.6mg なし 長期摂取で銅欠乏を予防したい方
亜鉛×マルチビタミン 14mg なし なし 14種ビタミン 総合的な栄養補給を求める方

髪の毛への効果を期待しながらセレン過剰摂取のリスクを避けたい方は、パウチタイプまたは亜鉛×マルチビタミンを選択するのが賢明です。

ディアナチュラスタイル亜鉛はマカ配合で活力サポートにも効果的

ディアナチュラスタイル亜鉛のパウチタイプは、亜鉛14mgにマカエキス末10mgを配合した製品です。

マカはアンデス原産の植物で、伝統的に活力や精力のサポート成分として使用されてきました。

セレンを含まない処方のため、髪の毛への悪影響を心配せずに継続摂取できる点がメリットとなります。

1日1粒で推奨量7〜8mg(女性基準)の約175〜200%の亜鉛を効率的に補給可能です。

育毛効果だけでなくエネルギッシュな毎日を送りたい方に適した製品といえます。

亜鉛×マルチビタミンは14種のビタミンと相乗効果が期待できる

ディアナチュラスタイル亜鉛×マルチビタミンは、亜鉛14mgと14種類のビタミンを1粒で摂取できる複合サプリメントです。

配合されているビタミンCは亜鉛の腸管吸収を促進し、ビタミンB6は亜鉛の5αリダクターゼ阻害効果を増強する作用が報告されています。

ビオチンは欠乏時の脱毛や皮疹を予防する働きがあり、ビタミンDは毛包サイクルの調節に関与します。

セレンを含まない処方のため、髪の毛への悪影響リスクを抑えながら総合的な栄養補給が可能です。

亜鉛の効果を最大化したい方にとって、相乗効果が期待できるこの製品は有力な選択肢となります。

女性におすすめの亜鉛サプリの選び方と髪の毛・抜け毛への効果

女性が亜鉛サプリを選ぶ際は、セレンの有無、銅の配合、鉄サプリとの飲み合わせを考慮することが重要です。

日本人女性の亜鉛摂取量は特に若年層で不足傾向にあり、平均摂取量が推奨量の7〜8mgを下回る6.5mg程度という報告があります。

最近の報告でも先進国で唯一10〜30%が亜鉛欠乏状態にある日本人。とくに若い女性の摂取量はわずか6.5mg程度であることがわかった。

引用元:m3.com「日本人における亜鉛摂取量の現状と摂取基準」(東北大学 駒井三千夫教授)

女性向け亜鉛サプリ選びのポイントを以下に整理しました。

  • セレン無配合を優先:ホルモン変動期のリスク軽減
  • 銅配合製品を検討:長期使用時の銅欠乏予防
  • 鉄サプリとの同時摂取を避ける:2価イオン競合による亜鉛吸収阻害を防止
  • 葉酸・ビタミンB群入り複合製品:妊娠・授乳を考える女性に推奨

女性の抜け毛は亜鉛欠乏だけでなく、鉄欠乏性貧血やホルモンバランスの乱れが複合的に関与していることが多いため、総合的な栄養管理が求められます。

亜鉛サプリの効果が出るまでの期間は約3ヶ月〜9ヶ月が目安

亜鉛サプリで髪の毛への効果を実感できるまでには、最低でも3ヶ月、毛髪の太さやコシの改善には9ヶ月以上の継続摂取が目安となります。

毛髪の成長サイクル(アナゲン期2〜6年)の性質上、短期間での劇的な変化は期待できません。

The purpose of this study was to evaluate the therapeutic effects of oral zinc supplementation for twelve weeks in alopecia areata patients who had a low serum zinc level. Positive therapeutic effects were observed for 9 out of 15 patients (66.7%).

引用元:Park et al. 2009, Annals of Dermatology – PubMed Central

臨床研究では12週間(3ヶ月)の亜鉛補充で66.7%の患者に発毛改善が認められています。

摂取開始から1〜2ヶ月で血清亜鉛値の改善や体感的な疲労感の減少が現れ、3ヶ月頃から脱毛の減少や産毛の出現が期待できます。

6ヶ月で毛髪密度の改善、9ヶ月以上で毛髪の太さやコシの改善が見込まれるため、長期的な視点での継続摂取が効果実感の鍵となります。

亜鉛の吸収率を高める正しい摂取方法と食事・生活習慣の見直し

亜鉛の腸管吸収率は約30%と低いため、吸収効率を高める工夫が髪の毛への効果を最大化するポイントとなります。

ビタミンCやクエン酸と一緒に摂取すると吸収が促進される一方、フィチン酸やタンニンは吸収を妨げる因子として知られています。

亜鉛を多く含む食品を日常的に取り入れることで、サプリメントだけに頼らないバランスの良い摂取が可能です。

睡眠不足やストレス、アルコールの過剰摂取は亜鉛の消費量を増加させ、髪の毛の成長を阻害する要因となります。

生活習慣の見直しと適切な摂取方法の組み合わせが、亜鉛サプリの効果を引き出す鍵です。

ビタミンCやクエン酸と一緒に摂取すると亜鉛の吸収効率が上がる

亜鉛の吸収を促進するためには、ビタミンC、クエン酸、動物性タンパク質との同時摂取が効果的です。

これらの成分は亜鉛とキレートや複合体を形成し、腸管内での可溶性を高めて吸収を促進します。

逆に吸収を促進する因子として、動物性蛋白質(ヒスチジン、グルタミンなどのアミノ酸)、クエン酸、ビタミンCなどが挙げられている。

引用元:日本臨床栄養学会「亜鉛欠乏症の診療指針 2018」

亜鉛の吸収を促進する因子と含有食品を以下に整理しました。

  • ビタミンC:柑橘類、ピーマン、ブロッコリー、VC配合サプリ
  • クエン酸:梅、レモン、酢
  • 動物性タンパク質:肉、魚、卵、乳製品

生牡蠣にレモンを絞って食べる習慣は、亜鉛とビタミンC・クエン酸を同時に摂取できる理想的な組み合わせといえます。

亜鉛サプリを摂取する際も、ビタミンC配合の製品を選ぶか、柑橘類と一緒に摂取することで吸収効率を高められます。

フィチン酸・タンニン・カルシウムは亜鉛の吸収を妨げるので注意

亜鉛の吸収を阻害する因子として、フィチン酸、タンニン、過剰なカルシウム、食物繊維が挙げられます。

これらの成分と亜鉛サプリを同時に摂取すると、せっかくの亜鉛が体内に吸収されずに排泄されてしまう可能性があります。

フィチン酸は亜鉛の吸収を阻害する。種子、米ぬかや小麦などの穀類、豆類などの植物由来の食品に多く含まれるフィチン酸は、亜鉛と非水溶性の複合体を作ることにより亜鉛の吸収を阻害する。また、カルシウム、乳製品、食物繊維、コーヒー(タンニンを含む)、オレンジジュースなども亜鉛の吸収を妨げる。

引用元:日本臨床栄養学会「亜鉛欠乏症の診療指針 2018」

フィチン酸を多く含む玄米や全粒粉、豆類を摂取する場合は、発酵食品(納豆、味噌)を選ぶとフィチン酸が分解されて亜鉛吸収への影響が軽減されます。

コーヒーや緑茶のタンニンを避けるために、亜鉛サプリは食間や就寝前に摂取するのが効果的です。

カルシウムサプリや鉄サプリとの同時摂取も避け、時間をずらして摂取することが推奨されます。

亜鉛を多く含む食品は牡蠣・レバー・牛肉・ナッツ類が効果的

亜鉛を食事から効率的に摂取するためには、牡蠣、レバー、牛肉、ナッツ類などの含有量が多い食品を積極的に取り入れることが有効です。

牡蠣は100gあたり13.2〜14.0mgの亜鉛を含み、食品の中で最も高い含有量を誇ります。

豚レバーは6.9mg、牛肩ロースは5.6mgと、動物性食品に亜鉛が豊富に含まれています。

牡蠣(13.2mg/100g)、豚レバー(6.9mg)、牛肩ロース(5.6mg)などの亜鉛含有量が多い食品の摂取を推奨するが、症状がある場合は食事療法だけでは改善しない場合が多い。

引用元:日本臨床栄養学会「亜鉛欠乏症の診療指針 2018」

パルメザンチーズ(7.3mg/100g)、カシューナッツ(5.4mg)なども亜鉛が豊富な食品として知られています。

ただし、亜鉛欠乏による脱毛症状がある場合は、食事療法だけでは改善しないケースが多いため、サプリメントとの併用が推奨されます。

睡眠不足・ストレス・アルコールは髪の毛の成長を阻害する原因

睡眠不足、慢性的なストレス、アルコールの過剰摂取は、いずれも亜鉛の消費量を増加させ、髪の毛の成長を阻害する要因となります。

アルコールは利尿作用によって亜鉛の尿中排泄を促進し、アルコール代謝酵素(亜鉛含有酵素)の働きでも亜鉛が消費されます。

アルコール使用障害のある人は亜鉛欠乏のリスクが高い集団の一つです。

引用元:厚生労働省 eJIM「亜鉛」

慢性的なストレスはコルチゾールの分泌を増加させ、免疫細胞の増殖に必要な亜鉛の需要を高めます。

急性の精神的ストレスは休止期脱毛症の引き金となり、亜鉛不足との相乗効果で脱毛が増悪する可能性があります。

加工食品の多い食生活も問題であり、食品添加物として使用される亜鉛キレート剤が腸管からの亜鉛吸収を妨げることが指摘されています。

亜鉛サプリを摂取しても髪の毛が増えない場合はAGAクリニックへ相談

亜鉛サプリを継続摂取しても髪の毛が増えない場合は、AGAや他の疾患が原因である可能性が高く、専門医への相談が推奨されます。

亜鉛欠乏が証明されていない状態での亜鉛サプリメントの毛髪成長効果については、現時点で科学的情報が限られています。

23,975名を対象とした大規模横断研究では、脱毛を訴える患者で血清亜鉛値がやや低い傾向はあるものの、臨床的意義は認められないと結論づけられています。

AGAは遺伝や男性ホルモンが主な原因であり、フィナステリドやミノキシジルなどの医学的治療が第一選択となります。

血清亜鉛値や甲状腺機能の検査を受けることで、抜け毛の真の原因を特定し適切な対処法を見つけることができます。

亜鉛だけでは改善しないAGA・薄毛は医師の診断と治療が必要

亜鉛サプリによる育毛効果には限界があり、AGAや重症の円形脱毛症には医師による診断と専門的な治療が不可欠です。

亜鉛欠乏が原因の脱毛は亜鉛補充で回復する可能性がありますが、亜鉛欠乏が確認されていない状態での効果は保証されません。

Screening in those with risk factors is indicated, as hair loss due to zinc deficiency can be reversed. However, there is currently limited information on the effects of zinc supplementation on hair growth in those without documented deficiency.

引用元:Guo & Katta 2017, Dermatology Practical & Conceptual – PubMed Central

AGAはDHTが主導する進行性の脱毛症であり、フィナステリド、デュタステリド、ミノキシジルなどの医薬品が第一選択となります。

重症の円形脱毛症は自己免疫疾患であり、ステロイドやJAK阻害薬による治療が対象です。

甲状腺機能低下症による脱毛は甲状腺ホルモン補充が根治的な治療法となります。

亜鉛サプリで改善しない薄毛には、必ず医療機関での原因究明が必要です。

血清亜鉛値や鉄・甲状腺機能の検査で抜け毛の原因を特定できる

抜け毛の原因を正確に特定するためには、血清亜鉛値、鉄関連指標、甲状腺機能などの血液検査を受けることが有効です。

日本臨床栄養学会の診療指針では、亜鉛欠乏症の臨床症状と血清亜鉛値の両方から診断を行い、亜鉛投与による症状改善を確認することが推奨されています。

亜鉛投与中は数か月に1回、血清亜鉛、銅、鉄を定期的に測定する必要があります。有害事象として銅欠乏(貧血、白血球減少、歩行困難や転倒等)や鉄欠乏性貧血に注意が必要。

引用元:日本臨床栄養学会「亜鉛欠乏症の診療指針 2024」

受診時に推奨される検査項目として、血清亜鉛値(欠乏60μg/dL未満、潜在性欠乏60〜80μg/dL)、血清フェリチン・血清鉄・TIBC(鉄欠乏性貧血の確認)、血清銅(亜鉛過剰による銅欠乏の確認)、TSH・FT4(甲状腺機能)、血算(貧血・白血球減少の確認)などがあります。

これらの検査結果に基づいて、亜鉛補充療法の適応や他の治療法の必要性を判断することが、効果的な薄毛対策につながります。

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