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マイクロペニス(短小)とは?サイズ基準や治療方法について

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マイクロペニス(短小)とは?サイズ基準や治療方法について

マイクロペニス(短小)とは、年齢別の平均値よりも著しく陰茎が短い状態を指し、成人男性では勃起時7cm以下が目安とされています。

本記事では、医学的な定義や診断基準、混同されやすい症状との違い、原因、心理的影響、そして5つの治療方法まで詳しく解説します。治療の必要性についても正しく理解しましょう。

目次

マイクロペニス(短小)は何cm以下?医学的に認められた定義

マイクロペニス(短小)は何cm以下?医学的に認められた定義

「自分のペニスは小さいのでは?」と不安を感じている方にとって、まず知っておきたいのが医学的な定義です。

マイクロペニスとは、単に「平均より小さい」というだけではなく、年齢別の基準値と比較して著しく短い状態を指します。

診断の分け目は7cm以下から

医学的にマイクロペニスと診断される目安は、成人男性の場合勃起時に約7cm以下とされています。

ただし、この基準は絶対的なものではなく、体格や人種によって多少の差があります。

重要なのは、「平均より小さい=マイクロペニス」ではないということです。日本人男性の勃起時の平均サイズは約12〜14cmとされていますが、これより小さくても7cm以上あればマイクロペニスには該当しません。

以下の表は、年齢別の陰茎サイズの目安です。

年齢平常時の目安勃起時の目安備考
新生児約4cm生後5年までわずかに成長
思春期開始時約6cmホルモンの影響で成長が加速
成人(18歳以上)約9.2cm約11.7cm遺伝的要因や個人差が大きい

マイクロペニスの診断では、各年齢の基準値よりも著しく(通常は2.5標準偏差以上)小さいかどうかが判断材料となります。

自己判断ではなく、専門医による正確な診断が重要です。

正しいサイズ計測方法

正確なサイズを知るためには、適切な測定方法を理解しておく必要があります。医学的に認められた計測方法は以下の通りです。

正しい測定方法
  • 測定場所
    陰茎の裏側(下側)で測定するのが正式な方法です
  • 測定タイミング
    勃起時に測定するのが基本ですが、平常時に陰茎を軽く引っ張って測定することも可能です
  • 測定範囲
    恥骨(下腹部の骨)に定規を押し当て、陰茎の先端までの長さを測ります

測定の際は、腹部の脂肪に定規が埋もれないよう注意しましょう。肥満の方は脂肪に陰茎が埋もれて実際より短く見えることがあります。

正確な数値を把握したい場合は、泌尿器科や専門クリニックでの測定をおすすめします。

マイクロペニスと短小陰茎は別もの?混同されやすい症状

マイクロペニスと短小陰茎は別もの?混同されやすい症状

「マイクロペニス」という言葉は、一般的に陰茎が小さい状態全般を指して使われることがありますが、医学的には複数の異なる状態が存在します。

それぞれの特徴を理解し、自分がどの状態に該当するのか正しく把握することが大切です。

短小陰茎はサイズが実際に小さい(7cm以下)

短小陰茎とは

いわゆるマイクロペニスのことを指します。
陰茎そのものの長さが、年齢別の平均値と比較して著しく短い状態

主な特徴として、先天的な要因(遺伝や胎児期のホルモン異常など)が関係していることが多く、思春期を過ぎても陰茎の成長が見られないケースがあります。

成人男性の場合、勃起時に7cm以下であればこの状態に該当する可能性があります。

短小陰茎は、見た目のコンプレックスだけでなく、性交時の困難さにつながることもあるため、必要に応じて医療機関への相談が推奨されます。

埋没陰茎は陰茎自体は正常だが埋もれて見える

埋没陰茎とは

陰茎そのものは正常なサイズであるにもかかわらず、周囲の脂肪や皮膚に埋もれて短く見える状態

特に下腹部に脂肪が多い方に見られやすく、肥満が主な原因となります。この場合、陰茎の構造自体には問題がないため、減量や脂肪吸引などで見た目が改善する可能性があります。

平常時に特に短く見えるのが特徴で、勃起すると本来のサイズに近づくケースも多いです。「自分はマイクロペニスかも」と思っていても、実際には埋没陰茎であるケースは少なくありません。

翼状陰茎は陰茎と陰嚢が融合した翼状に見える

翼状陰茎とは

陰茎と陰嚢(きんたま袋)の間の皮膚が融合し、陰茎の根元が翼のように広がって見える状態

この状態では陰茎の長さ自体は正常であることが多いですが、見た目の印象として短く見えたり、形状に違和感を感じたりすることがあります。先天的な形成異常であることが多く、包茎を伴うケースもあります。

美容的な観点から手術を検討する方もいますが、機能的には問題がないことがほとんどです。気になる場合は形成外科や泌尿器科で相談してみましょう。

マイクロペニス(短小)の原因はテストステロン不足以外もある

マイクロペニス(短小)の原因はテストステロン不足以外もある

マイクロペニスの原因として最も知られているのは男性ホルモン(テストステロン)の不足ですが、それ以外にもさまざまな要因が関係しています。

内分泌系や遺伝的な疾患の兆候である可能性もあるため、原因を正しく理解することが重要です。

ホルモン異常

マイクロペニスの最も多い原因は、胎児期から思春期にかけてのホルモン異常です。

陰茎の成長には男性ホルモン(テストステロン)が不可欠です。胎児期に母体内でテストステロンが十分に分泌されなかったり、テストステロンに対する感受性が低かったりすると、陰茎の発達が不十分になることがあります。

また、ホルモン異常は以下のような疾患と関連していることがあります。

  • 成長ホルモン分泌不全症:下垂体の機能低下により成長ホルモンが不足する状態
  • クラインフェルター症候群:染色体異常(XXY)により男性ホルモンが不足する状態
  • 性分化疾患(DSD):性の発達に関わる遺伝子やホルモンの異常

これらの疾患が疑われる場合は、ホルモン検査や遺伝子検査が必要となることがあります。

肥満

肥満は直接的にマイクロペニスを引き起こすわけではありませんが、陰茎が脂肪に埋もれて短く見える「埋没陰茎」の原因となります。

肥満はホルモンバランスにも影響を与えます。脂肪組織にはアロマターゼという酵素が含まれており、これが男性ホルモンを女性ホルモンに変換してしまうため、テストステロンが減少する可能性があります。

成長期に肥満であった場合、陰茎の発達に影響を与える可能性も指摘されています。適正体重を維持することは、見た目の改善だけでなく、ホルモンバランスの維持にも重要です。

過度な喫煙

喫煙は血管を収縮させ、全身の血流を悪化させます。これは陰茎への血流にも影響を及ぼします。

喫煙が直接的にマイクロペニスを引き起こすという明確な根拠はありませんが、長期的な喫煙は勃起不全(ED)のリスクを高めることが知られています。

血流が悪くなると勃起時のサイズが小さくなる可能性があり、見た目のサイズ感に影響を与えることがあります。

また、妊娠中の母親の喫煙が胎児の発育に影響を与えるという研究報告もあります。陰茎のサイズに限らず、健康全般のために禁煙を心がけることが推奨されます。

マイクロペニス(短小)の心理的影響

マイクロペニス(短小)の心理的影響

マイクロペニスで悩んでいる方に知っておいていただきたいのは、医学的には「排尿機能は正常」「勃起機能も基本的には問題ない」という事実です。

つまり、サイズが小さいだけで身体の機能そのものに異常があるわけではありません。

しかし、心理的な影響は無視できないものがあります。

性交時の挿入が困難

陰茎が極端に短い場合、性交時の挿入が物理的に困難になるケースがあります。

これはパートナーとの関係にストレスをもたらすことがあり、以下のような悪循環を生むことがあります。

  • パートナーとの関係ストレス
    性生活への不安から、パートナーとの親密さが損なわれることがある
  • 自尊心の低下
    「男として自信が持てない」という気持ちが強くなり、日常生活にも影響を及ぼすことがある
  • ED(勃起不全)のリスク
    心理的なプレッシャーが原因で、勃起しづらくなることがある

ただし、挿入が困難なほどの短さ(勃起時4cm未満など)は非常にまれなケースです。多くの場合、心理的な不安が実際の状況以上に問題を大きくしていることがあります。

包茎になる可能性

マイクロペニスの方は、包茎になりやすい傾向があります。

陰茎が短いと、相対的に包皮(陰茎を覆う皮)が余りやすくなります。その結果、亀頭が包皮で覆われた状態(仮性包茎や真性包茎)になりやすいのです。

包茎になると以下のような問題が生じることがあります。

  • 亀頭と包皮の間に垢(恥垢)がたまりやすく、不衛生になりやすい
  • 細菌が繁殖しやすく、炎症や悪臭の原因になることがある
  • 性行為時の感度に影響を与えることがある

マイクロペニスと包茎の両方で悩んでいる場合は、包茎治療と組み合わせた治療を検討することも選択肢の一つです。

自分はマイクロペニス(短小)かも?対象と感じた際の5つの治療方法

自分はマイクロペニス(短小)かも?対象と感じた際の5つの治療方法

「マイクロペニスかもしれない」と感じている方に向けて、代表的な5つの治療方法を紹介します。

治療方法は症状の程度や原因、本人の希望によって最適なものが異なります。まずはそれぞれの特徴を理解し、専門医と相談のうえで判断しましょう。

PC筋(骨盤底筋)のトレーニング

PC筋(骨盤底筋)のトレーニングは、手術や薬を使わずに自宅でできる改善方法

PC筋とは、排尿を途中で止めるときに使う筋肉のことで、陰茎周辺の血流に関わっています。この筋肉を鍛えることで、勃起時の血流が改善し、勃起の硬さや持続力が向上する可能性があります。

PC筋トレーニングのやり方
  1. 肛門を締めるように力を入れる(5秒間キープ)
  2. 力を緩めてリラックスする(5秒間)
  3. これを10〜15回繰り返す
  4. 1日2〜3セットを目安に継続する

このトレーニングは陰茎そのものを大きくする効果は限定的ですが、勃起力が改善することで見た目のサイズ感が向上することがあります。

即効性はありませんが、継続することで効果を実感する方もいます。

ホルモン療法

ホルモン療法は、テストステロン(男性ホルモン)不足が原因でマイクロペニスに該当する場合に検討される治療法

特に小児期や思春期に発見された場合は、ホルモン補充療法により陰茎の成長を促すことができる可能性があります。成人の場合は陰茎の成長効果は限定的ですが、性欲や勃起力の改善が期待できます。

ホルモン療法は医師の診断と処方が必要であり、自己判断で行うことはできません。副作用のリスクもあるため、専門医のもとで適切に管理される必要があります。

亀頭増大術

亀頭増大術は、亀頭部分にヒアルロン酸などの薬剤を注入し、ボリュームを出す施術です。

陰茎の「長さ」ではなく「太さ」や「存在感」を改善する方法であり、短小のコンプレックス解消の一つとして提示されることがあります。

施術時間は15〜30分程度と短く、日帰りで行えるケースがほとんどです。

亀頭増大術の特徴
  • 見た目のボリューム感が増す
  • カリの段差が高くなり、性行為時の刺激が増す可能性がある
  • 注入剤の種類によって持続期間が異なる(数ヶ月〜数年)
  • 定期的なメンテナンスが必要な場合がある

長茎術

長茎術は、体内に埋もれている陰茎の一部を前方に引き出し、見た目の長さを伸ばす手術です。

陰茎は実際には体内に一部が埋まっている状態であり、この埋没部分を外に出すことで通常時の見た目を改善します。特に肥満による埋没陰茎の方には効果が高いとされています。

長茎術には「切る方法」と「切らない方法」があります。

術式メリットデメリット
切る長茎術効果が比較的長く持続する傷跡が残る可能性
ダウンタイムが長い
切らない長茎術回復が早い
傷跡が目立ちにくい
効果が戻りやすい可能性がある

どちらの方法が適しているかは、医師と相談のうえで決定します。

ヒアルロン酸注入

ヒアルロン酸注入は、陰茎や亀頭にヒアルロン酸を注入してボリュームを出す施術です。

亀頭増大術と同様の手法ですが、陰茎全体に注入することで太さを改善することも可能です。

ヒアルロン酸注入の特徴
  • 施術時間が10〜15分程度と短い
  • ダウンタイムが比較的短い
  • 効果は数ヶ月〜1年程度で徐々に吸収される
  • 必要に応じて追加注入が可能

ヒアルロン酸は体内で自然に吸収されるため、永続的な効果はありませんが、手軽に試せる治療法として選ばれることがあります。

マイクロペニスの治療は必須?受ける受けない選択について

マイクロペニスの治療は必須?受ける受けない選択について

マイクロペニスと診断された、あるいは自分でそうではないかと感じている方にとって、「治療を受けるべきかどうか」は大きな判断ポイントです。

サイズが短くても、排尿や射精といった機能に問題がなければ、医学的な治療が必須というわけではありません

治療を検討すべき場合

以下のような状況であれば、専門医への相談や治療を検討することをおすすめします。

治療を検討すべき場合
  • 性交障害がある
  • 心理的苦痛が大きい
  • パートナーとの関係問題
  • ホルモン異常が疑われる

特に心理的な苦痛が大きい場合は、放置するとうつ症状やED(勃起不全)につながることもあります。一人で抱え込まず、専門医やカウンセラーに相談することが大切です。

治療を受けない場合

治療を受けないという選択も、もちろん正当なものです。

その場合は、自己肯定感を高めるための心構えが重要になります。

治療を検討すべき場合
  • サイズは人それぞれ異なり機能や自己価値とは無関係であることを認識
  • サイズ以外の部分で自信を持つことに焦点を当てる
  • パートナーとオープンにコミュニケーションをとる

実際、多くの女性はパートナーの陰茎サイズをそれほど重視していないという調査結果もあります。

自分自身の価値を陰茎のサイズだけで判断しないことが、心の健康を保つうえで大切です。

マイクロペニス(短小)に関してよくある質問と回答

マイクロペニス(短小)に関してよくある質問と回答
マイクロペニスの診断はどこで受ける?

マイクロペニスの診断は、泌尿器科、男性医学クリニック(メンズクリニック)、男性形成外科などで受けることができます。

泌尿器科では、ホルモン検査や身体検査を通じて原因を特定し、適切な治療法を提案してもらえます。美容的な改善を希望する場合は、男性形成外科や専門クリニックでの相談が適しています。

まずは一般的な泌尿器科を受診し、必要に応じて専門クリニックを紹介してもらうという流れも可能です。

マイクロペニスの治療にはどのくらいの費用がかかる?

治療費用は方法によって大きく異なります。以下は一般的な目安です。

治療方法費用の目安備考
ホルモン療法保険適用の場合あり原因疾患によっては保険適用
亀頭増大術3万〜20万円程度注入量や薬剤の種類により異なる
長茎術10万〜50万円程度術式やクリニックにより異なる
ヒアルロン酸注入3万〜15万円程度注入量により異なる

多くの美容的な治療は保険適用外(自由診療)となるため、事前に費用を確認しておくことが重要です。

マイクロペニスの治療中に性生活は可能?

治療方法によって異なりますが、注入系の治療であれば比較的早期に性生活を再開できることが多いです。

一般的には以下のような目安があります。

  • ヒアルロン酸注入:施術後1〜2週間程度で性行為可能
  • 長茎術(切らない方法):施術後2〜3週間程度で性行為可能
  • 長茎術(切る方法):施術後4週間以上の安静が必要な場合あり

具体的な指示は医師から受けるため、必ず確認してから行動するようにしましょう。

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この記事の監修者

近畿大学医学部を卒業後、近畿大学医学部消化器内科に入局し消化器内科を専門領域として最先端の診療・研究を実施。その後、医療法人太雅会辻賢太郎クリニックにて消化器疾患や生活習慣病をはじめとした一般内科の診療・内視鏡検査に従事。現ありずみ消化器内科院長。

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