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胃が痛い場合は病院に相談を!受診すべきタイミングを解説

胃が痛い場合は病院に相談を!受診すべきタイミングを解説

「胃が痛いが病院に行く必要があるのかわからない」

「胃が痛いのは一時的だし、病院に行く必要はあるの?」

胃が痛い、いわゆる胃痛は、発生したら病院で診断を受けるべきかどうか悩む人は少なくありません。

胃の痛みは一時的なものだったし、大した症状ではないだろうと考えてしまうからです。

しかし、胃の痛みが定期的に発生するようであれば、病院に行くことをおすすめします。

胃が痛いというのは胃腸に何らかの問題が発生しているからであり、放置するとより症状が悪化するかもしれません。

この記事では、胃が痛い場合に考えられる原因や症状、対策方法について紹介します。

目次

胃が痛い原因には何がある?症状の理由を解説

胃が痛くなる原因については、おもに以下の4つが挙げられます。

  • 暴飲暴食による胃の負担
  • 不摂生や職場でのストレス
  • ピロリ菌感染による胃粘膜のダメージ
  • 鎮痛剤の副作用

これらの原因はそれぞれに対応した対策を行わないと解消できない他、習慣化するとより症状が悪化する傾向にあります。

ここでは、上記4つの原因の詳細を説明します。

食生活の乱れによる腸内環境の悪化

食生活の乱れは腸内環境のバランスを崩し、胃痛を引き起こす可能性があります。

例えば、脂っこい食事やジャンクフードを中心にした食生活や、過度の飲酒や水分不足は、どれも胃粘膜や腸内環境に悪影響を及ぼします。

具体的にまとめると、以下の要因で胃腸に負担がかかります。

原因詳細
脂っこい食事やジャンクフード中心の食生活消化器官に負担をかける
過度の飲酒・水分不足胃粘膜の刺激と負担

脂っこい食事やジャンクフードは脂質が多いため胃腸が消化しきれず腸内に残ってしまい、胃もたれが発生しやすくなってしまいます。

過度の飲酒は胃の粘膜を荒らし、胃痛や胸焼けといった症状を発症します。

また、過度な飲酒は胃潰瘍に発展する可能性もあり、非常に危険です。

水分不足は、胃液の増加を促すことになり、胃液が粘膜を傷つけてしまうため、これも胃潰瘍に繋がる可能性があります。

不摂生や職場環境などによる重度のストレス

日頃不摂生な生活を送っていたり、職場環境が原因だったりと、ストレスを感じることが多い場合、胃痛が発生しやすくなります。

ストレスは胃腸の働きを直接的に悪化させます。

その原因は、自律神経です。

ストレスを感じることにより、副交感神経が活発になり、胃酸を多く分泌させるようになります。

また、交感神経の働きによって胃の血流が減り、胃を保護する粘液の分泌量が減少してしまいます。

その結果、胃は多く分泌された胃酸によって粘膜が傷つき、それが原因で胃もたれや胸やけといった症状を発症します。

この状態が続くことで、粘膜ではなく胃壁も傷ついてしまう胃潰瘍が発生してしまうのです。

ピロリ菌感染による慢性的な炎症

ヘリコバクター・ピロリ菌、通称「ピロリ菌」は胃内に住み着き慢性的な炎症を引き起こします。

「ヘリコバクター」と名前がついているように、ピロリ菌は移動の際にせん毛と呼ばれる器官を回転させて移動し、そのせん毛が胃の粘膜を傷つけるのです。

感染経路は現在でも明確なルートが判明しておりませんが、水や食べ物の経口摂取ではないかと考えられています。

また、ピロリ菌は大人が感染する可能性は極めて低いですが、免疫機能が低い幼児期に感染する可能性が高いです。

胃がんの原因の一つと考えられているため、不安な場合は病院で検査を受けることをおすすめします。

鎮痛剤の副作用で胃痛が起きる場合もある

頭痛薬を始めとした鎮痛剤の副作用で胃痛が起きる場合もあります。

主な医薬品としては、非ステロイド性抗炎症薬のNSAIDsは、長期使用や高用量摂取によって胃粘膜を傷つけることがあります。

NSAIDsとは

体内で炎症を起こす物質の生成を抑え、炎症や熱、痛みを抑える非ステロイド剤です。

頭痛薬や風邪薬、関節・筋肉痛用の湿布など、様々な医薬品に含まれています。

NSAIDsは副作用によって胃液の分泌量が増加する働きがあり、そのため長期の服用で胃痛や胃潰瘍が発生することがあります。

基本的に、薬の副作用で胃潰瘍が発生するリスクは上記3つに比べると非常に低いです。

長期にわたって服用したり、用法用量を守らずに大量摂取でもしたりしない限り、副作用で胃潰瘍に発展する可能性は低いでしょう。

不安な場合は医師による指導のもと服用すれば、リスクは最小限に抑えられます。

胃が痛いときはどの病院に行くべきか?

胃が痛い場合は、病院に通って診断してもらうのが最も適切な対処法です。

一時的なものだった場合でも、診断してもらうことで隠れた病気が見つかる可能性があるからです。

そんな病院ですが、やはりできるだけ信頼できる病院に通い、問題なく治したいものです。

ここでは、胃が痛い場合の病院の選び方について紹介します。

消化器内科と内科の違い:どちらを選ぶべきか?

胃が痛い場合は内科、もしくは消化器内科で診てもらうことになりますが、胃の痛みが続く場合、消化器内科の受診が一般的に推奨されます。

軽い胃痛や風邪などの症状を併発している場合は、内科で相談・治療が受けられます。

一方、胃痛が続く場合は、胃や腸の専門的な診断と治療を提供している消化器内科のほうが適切な診断と治療が受けられます。

もちろん、軽い胃痛程度でも消化器内科に通っても問題はありませんので、どうしても不安な場合は軽い症状でも消化器内科で相談したほうが間違いはありません。

近隣の病院を選ぶ際に注意すべきポイント

近隣の病院を選ぶ際は、以下のポイントを意識しましょう

アクセスの良さ通いやすい病院を選ぶ
口コミや専門性他の患者の評価(口コミ)、病院の実績を参考にする
夜間・休日対応緊急時の対応を確認する

胃痛がひどい場合、特にアクセスの良さを意識すると、通院が続く場合負担は少なくなります。

アクセスの良さだけでなく、口コミや医師の専門性、実績を確認しましょう。

実績はクリニックで紹介されているので、そちらを参考にすると、病院の良し悪しが判断しやすくなります。

初診予約が必要かどうか、夜間や休日の対応が可能かも重要なポイントです。

オンライン診療が利用できる病院も増えているため、忙しい人にはおすすめです。

さらに、病院での待ち時間や診療科目の詳細も事前に確認することで、スムーズに診察を受けることができます。

胃が痛い場合の対処法と受診のタイミングについて紹介

胃が痛い場合、病院で見てもらうことも大事ですが、時間外、あるいは痛みが続く場合の対処法や受診の必要がある状態かを見極める症状の見極めも気になるものです。

ここでは、セルフケアの方法や病院での診断が必要な場合の症状について説明します。

胃痛が単発で軽度の際にできるセルフケア方法

軽い胃痛の場合は、消化に良い食事を心がけ、刺激物の摂取を避けることが効果的です。

温かい飲み物をゆっくり飲むことで胃の緊張を和らげることができます。

症状が続く場合は、市販の胃薬を試すのも一つの方法です。

加えて、横になる際には頭を少し高くすることで、胃酸の逆流を防ぎ、症状を和らげることが期待できます。

基本的に、安静にし、お腹を刺激しないことが重要となります。

黒い便や激しい痛みが続くときはすぐに病院で診察が必要

黒い便(タール便)や激しい胃痛が続く場合、内出血や重大な疾患の可能性があります。

このような症状が現れた場合は、躊躇せずに病院で診察を受けましょう。

早期の診断と治療が、命を守る鍵となります。

特に、吐血や急激な体重減少などの症状が伴う場合は、緊急性が高い可能性があるため、迅速な対応が求められます。

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まとめ

この記事では、胃が痛い場合の原因や対処法、病院で診察を受けたい場合のポイントなどを紹介しました。

軽度の胃痛であれば、市販の胃薬を使用することで症状が和らぐ場合があります。しかし、症状が長引いたり、悪化したりした場合は自己判断で薬を使用せず、必ず医師に相談してください。

特に、過去に胃潰瘍や慢性胃炎を患ったことがある場合、症状が慢性化する恐れもあるため、医師の指示に従った治療が重要になります。

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大阪市ありずみ消化器内科
院長
有住 忠晃(ありずみ ただあき)
診療科目
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