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胃カメラの検査時間はどのくらいかかる?検査別に紹介

胃カメラの検査時間はどのくらいかかる?検査別に紹介

「胃がんの検査はどのくらい時間がかかるのか?」

「検査の時間を短縮する方法を知りたい」

胃がんの検査について調べていると、検査にかかる時間について疑問を持つ方は少なくありません。

結論、胃カメラの検査時間は、約25分〜50分です。

しかし、検査の方法や状況によって、かかる時間には大きな差があります。

そのため、検査前の説明や準備を含めた全体の流れを知っておくことで、無理のないスケジュールを立てることが可能です。

本記事では、各検査方法にかかる時間や、時間を短縮するための工夫について、わかりやすく説明しています。

この記事でわかること
  • 胃カメラの検査にかかる時間
  • 胃カメラの検査方法による時間の違い
  • 胃カメラの検査時間を早める方法
目次

胃カメラ検査前に受ける説明外来は約10分~30分

胃カメラ検査前の説明外来の所要時間は、おおよそ10分から30分程度とされています。

説明外来の案内内容
  • 胃カメラ検査の目的と意義
  • 検査方法(経口・経鼻・鎮静ありなど)の選択肢
  • 検査当日の飲食・服薬制限について
  • 検査後の注意事項

説明外来では、胃カメラの検査の目的や意義について説明を受けることが可能です。

また、検査の流れや使用する機器などの検査方法について案内されます。

さらに、検査前の注意点として当日の飲食や服薬制限について説明を受けることが可能です。

ほかにも、同意書の説明や検査後の注意事項についての案内が行われます。

そのため、事前に詳細な説明を受けておくことで、検査当日の流れがスムーズになり、不安の軽減につながるでしょう。

検査方法ごとにかかる時間が異なる

胃カメラ検査にかかる時間は、選択される検査方法によって異なります。

検査方法検査時間の目安
経鼻内視鏡検査約25分〜35分
経口内視鏡検査約20分〜30分
鎮静剤使用の内視鏡検査約30分〜50分

胃カメラの検査には経鼻内視鏡検査、経口内視鏡検査、鎮静剤を使用する検査など、いくつかの選択肢が存在します。

そのため、検査前の準備や待機時間を含め、合計で1〜2時間程度を見込んでおくと安心です。

まずは、それぞれに所要時間や準備内容、検査後の過ごし方に違いがあるため、受診前に特徴を把握しておくことが大切です。

経鼻内視鏡検査の場合は約25分〜35分

経鼻内視鏡検査は、鼻から細径のスコープを挿入して行う内視鏡検査で、25分から35分程度かかるものです。

この方法は、舌の付け根に触れないため、嘔吐反射が起こりにくいという特徴があります。

まず準備として、鼻の中に麻酔薬をスプレーし、スコープの通過をスムーズにする処置が行われるのです。

そして、検査後は休憩の必要がないことが多く、短時間で帰宅できるのも利点です。

経鼻内視鏡検査のメリットは以下の通りです。

  • 嘔吐反射が起きにくいため、身体的な負担が少ない
  • 検査中に医師と会話ができる
  • 鎮静剤を使用しないため、検査後すぐに日常生活へ戻れる

一方では、鼻腔が狭い人やアレルギー性鼻炎がある人には適さないことがあります。

経口内視鏡検査の場合は約20分〜30分

経口内視鏡検査は、口からスコープを挿入して行う最も一般的な内視鏡検査で、おおよそ20分から30分程度かかります。

まず検査前には喉の麻酔を行い、スコープを挿入して胃の内部を観察します。

経口内視鏡は経鼻タイプに比べてスコープが太く、より詳細な観察が可能で、診断精度の高さが特徴といえるでしょう。

経口内視鏡検査は、以下のような特徴があります。

  • 詳細な観察や処置に対応できる太めのスコープを使用
  • 検査時間が短く済む傾向がある
  • 喉への刺激があるため、嘔吐反射が起こりやすい

また、苦痛を感じやすい方には、鎮静剤を併用する選択肢もあります。

鎮静剤を併用した検査は、すぐに帰宅できるケースが多いものの、体調に応じて休憩が必要になることもあるため時間に注意が必要です。

鎮静剤を使用した検査の場合は約30分〜50分

鎮静剤を使用する胃カメラ検査は、トータルで30分から50分程度かかります。

また、検査自体は15分程度で終了しますが、鎮静効果が現れるまでの待機時間や検査後の安静時間を含めると、最大50分程度を要することもあるでしょう。

しかし、苦痛を感じやすい方や検査に対する不安が強い方に適した方法です。

鎮静剤を使用した検査には次のような特徴があります。

  • 検査中の意識がぼんやりし、苦痛をほとんど感じない
  • 検査後にしばらく休憩が必要で、帰宅までに時間を要する
  • 当日は車の運転ができないため、公共交通機関の利用が推奨される

鎮静剤を使用した胃カメラの検査は、快適さを優先したい人には非常に人気ですが、注意点も多いため、事前に医師との相談が重要です。

胃カメラの検査時間を早める方法

胃カメラ検査にかかる時間を短縮したい場合、前日の準備や当日の予約時間に注意しましょう。

  • 消化の良い食事で胃の状態を整える
  • 混雑の少ない時間帯に予約を取る
  • 問診票や同意書を事前に記入しておく

胃カメラの検査では、胃の状態をしっかりと診る必要があります。

そのため、食事に気をつけて胃の状態を整えることが重要です。

また、混雑する曜日や時間帯を回避すると検査時間を早められます。

胃カメラの検査では、このような事前の工夫により、待ち時間を減らし、ストレスの少ない検査が実現できます。

前日の食事は消化に良いものを食べる

胃カメラ検査の前日は、消化に良い食べ物を選びましょう。

  • 白粥やうどんなどの柔らかい炭水化物
  • 白身魚や豆腐など脂質の少ないたんぱく質
  • 茹で野菜など繊維が少ない野菜類

胃カメラ検査では、胃の中を空の状態にしておく必要があるため、20時ごろまでには食事を終えることが望ましいといえます。

逆に、揚げ物や肉類、アルコール、乳製品などは消化に時間がかかるため、検査前には避けることが良いです。

そのため、胃の中に内容物が残っていると、検査時間が長引いたり、検査が延期になる可能性があります。

混雑する曜日・時間帯を避ける

胃カメラ検査をスムーズに受けるためには、混雑の少ない時間帯を選ぶことが効果的です。

  • 平日の午前9時〜11時
  • 月曜日や連休明け
  • 月末・月初の保険証更新のタイミング

上記は一般的に混雑が予想される曜日や時間帯ですが、病院やクリニックによって予約の集中度が異なる場合があります。

 ただ、比較的空いているのは、火曜日や水曜日の午後などといえるでしょう。

 また、予約は早めに行うことで選択肢が広がり、ご自身にとって最適な時間を確保することができます。

まとめ

今回は、胃カメラ検査の所要時間や準備の工夫を知りたい方に、「検査方法ごとの所要時間の違い」「スムーズに受けるための準備方法」について詳しくご紹介いたしました。

検査ごとの特徴や必要な準備内容を把握しておくことで、胃カメラ検査をより快適かつ効率的に受けることが出来るでしょう。

例えば、前日の食事内容を調整したり、混雑を避けた予約時間を選んだりすることが可能になります。

また、検査方法によって異なる所要時間や体への負担を理解しておくことで、自分に適した方法を選択できるようになり、不安の軽減にも繋がります。

このようなことから、自分に合った検査方法を選び、事前の準備を行うことが大切です。

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大阪市ありずみ消化器内科
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有住 忠晃(ありずみ ただあき)
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